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【雛形つき】ブログのプライバシーポリシー・免責事項の書き方

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ブログを開設したらプライバシーポリシーや免責事項が必要って聞いたのですが、書き方が分かりません。簡単にすぐできるようにひな形があれば教えてください。

といった悩みにお答えします。

本記事の内容
  • プライバシーポリシーの基本構造と概要
  • なぜプライバシーポリシーと免責事項が必要なのか?
  • プライバシーポリシーと免責事項の書き方【雛形つき】
  • プライバシーポリシー設置後にやるべき3つのこと
  • プライバシーポリシーと免責事項の書き方についてよくある質問

✔️ 本記事の信頼性

「プライバシーポリシー」は、あなたとあなたのブログを守るために重要な役割を果たす必須な要素です。

とはいえ、「プライバシーポリシーって本当に必要なの?」「どう書けばいいかわからない…」「テンプレートが欲しい」と思っている方は多いのではないでしょうか?

今回は、ブログのプライバシーポリシー・免責事項の書き方について解説していきます。

本記事では、プライバシーポリシーの必要性から具体的な書き方、テンプレートの活用方法まで、初心者でもわかりやすく解説しています。

たったの10分ほどで完成できるよう、具体的なステップをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

あなたとあなたのブログを守るために重要な役割となるのでしっかりと理解していきましょう!

目次

Wordプライバシーポリシーの基本構造と概要

プライバシーポリシーの基本構造と概要

まずは、プライバシーポリシーの基本構造と概要について解説していきます。

  1. プライバシーポリシーとは?定義と重要性
  2. 免責事項とは?役割と必要性

プライバシーポリシーとは?定義と重要性

プライバシーポリシーとは、個人情報を取得したときに、その利用目的や管理方法などを公表したものです。

ブログ運営を始めると、お問い合わせフォームの設置やアクセス解析ツールの利用など、少なからず個人情報を取得する機会があります。

プライバシーポリシーは単なる形式的なものではなく、以下の重要な役割を果たします。

  • 法的義務の履行:個人情報保護法によって、個人情報を取得した場合は利用目的を公表する義務があります。
  • サービス規約の遵守:GoogleアドセンスやAmazonアソシエイトなどのサービスでは、プライバシーポリシーの設置が規約で義務付けられています。
  • 訪問者との信頼関係構築:明確なプライバシーポリシーを提示することで、ブログの信頼性や透明性が高まります。

「個人ブログだから必要ない」と思われがちですが、コメント機能の設置やアクセス解析ツールの利用だけでも、実質的にプライバシーポリシーは必須となります。

免責事項とは?役割と必要性

免責事項は、文字通り「責任を免ずる事項」のことです。特にアフィリエイトなどで商品やサービスを紹介するブログには重要な項目となります。

例えば、「この商品はおすすめです」と紹介した商品が、読者にとって合わなかったり問題があったりした場合、トラブルになる可能性があります。

こうしたリスクを回避するために、事前に責任範囲を明確にしておくのが免責事項の役割です。

免責事項の主な役割
  1. 情報の正確性に関する免責
  2. 紹介商品やサービスの責任範囲の明確化
  3. リンク先のコンテンツに対する責任範囲の明確化

 これらを適切に記載することで、将来的なトラブルやクレームのリスクを大幅に減らすことができます。

なぜプライバシーポリシーが必要なのか?

なぜブログにプライバシーポリシーが必要なのか?

ブログにプライバシーポリシーが必要な理由は以下の3つです。

  1. 法的リスクの回避と対策
  2. アフィリエイト広告の規約遵守
  3. 訪問者からの信頼獲得

その➀:法的リスクの回避と対策

プライバシーポリシーを設置しないことによる法的リスクは決して小さくありません。

2025年現在、個人情報保護法はより厳格になっており、違反した場合には罰則が科される可能性もあります。

特に注意すべき点は以下の通りです。

  • 個人情報の不適切な取扱い:お問い合わせフォームやコメント機能で収集した個人情報の利用目的を明示しないと、法的問題になりうる
  • Cookie情報の収集:アクセス解析ツールやターゲティング広告でCookieを使用する場合、その旨を明示する必要がある
  • GDPR対応:ヨーロッパからのアクセスがある場合、GDPRという厳格な個人情報保護規制への対応が必要

2025年の最新状況では、改正個人情報保護法により、小規模事業者や個人ブログであっても適切な対応が求められています。

プライバシーポリシーを適切に設置することで、こうした法的リスクを効果的に回避できます。

その②:アフィリエイト広告の規約遵守

アフィリエイト広告を利用する場合、各サービスの規約にプライバシーポリシーに関する要件が含まれていることが一般的です。

主要なサービスの要件は以下の通りです。

Googleアドセンス
  1. Cookieを使用してユーザーの興味に応じた広告を配信していることを明示
  2. ユーザー自身がパーソナライズ広告を無効にできることを明示
  3. 第三者配信事業者や広告ネットワークについての情報提供
Amazonのアソシエイト
  1. 「Amazonのアソシエイトとして、[サイト名]は適格販売により収入を得ています」という文言の明示
  2. この文言は目立つように表示する必要がある
楽天アフィリエイト
  1. 利用規約に準じた内容の明示が必要

これらの要件を満たさない場合、最悪のシナリオとしてはアカウント停止やアフィリエイト収入の没収といったペナルティが科される可能性もあります。

その③:訪問者からの信頼獲得

適切なプライバシーポリシーを設置することは、訪問者からの信頼を獲得するための重要な要素です。

以下のような効果が期待できます。

  • 透明性の向上:個人情報の収集・利用について明確に示すことで、ブログ運営の透明性が高まる
  • プロフェッショナルな印象:適切な法的ページを備えたブログは、プロフェッショナルで信頼できる印象を与える
  • 安心感の提供:訪問者は自分の情報がどう扱われるかを理解でき、安心してサイトを利用できる

特に2025年の現在では、インターネットユーザーのプライバシー意識が高まっており、しっかりとしたプライバシーポリシーを提示することがブログの差別化要因にもなりうるのです。

プライバシーポリシーと免責事項の書き方【雛形つき】

プライバシーポリシーと免責事項の書き方は、以下の通りです。

  1. 必要な情報の洗い出し
  2. テンプレートの選択とカスタマイズ
  3. 設置と公開

見ながら順番に進めてください。

ステップ1:必要な情報の洗い出し

まず、あなたのブログで収集する個人情報や使用するツールを洗い出しましょう。

主に以下の項目をチェックします。

1. 収集する個人情報

  • お問い合わせフォームで取得する情報(名前、メールアドレスなど)
  • コメント機能で取得する情報(名前、メールアドレス、IPアドレスなど)
  • メールマガジン登録で取得する情報

2. 使用するツールやサービス

  • アクセス解析ツール(Google アナリティクスなど)
  • 広告配信サービス(Google アドセンス、Amazonアソシエイトなど)
  • 外部サービス(SNSシェアボタンなど)

各ツールやサービスの公式サイトで、プライバシーポリシーに記載すべき事項を確認しましょう。例えば、Googleアドセンスでは「必須コンテンツ」のページに詳細な要件が記載されています。

作業時間目安:2分

ステップ2:テンプレートの選択とカスタマイズ

次に、基本的なテンプレートを選んでカスタマイズします。

以下は基本的な構成要素です。

1. 基本情報

  • ブログ名/運営者名
  • 連絡先情報

2. 個人情報の取り扱い

  • 収集する個人情報の種類
  • 収集目的
  • 保管期間や方法
  • 第三者への提供有無

3. Cookieの使用

  • 使用目的
  • オプトアウト方法

4. 各サービスごとの規約対応

  • Googleアドセンス対応文
  • Amazonアソシエイト対応文
  • その他アフィリエイトサービス対応文

以下のテンプレートを基に、自分のブログに合わせてカスタマイズしましょう。(【】内を自分のサイト情報に置き換えてお使いください。)

【プライバシーポリシー】

本プライバシーポリシーは、【サイト名】(【サイトURL】)(以下、「当サイト」とします。)の各種サービス(当サイトによる情報提供、各種お問合せの受付等)において、当サイトの訪問者(以下、「訪問者」とします。)の個人情報もしくはそれに準ずる情報を取り扱う際に、当サイトが遵守する方針を示したものです。

1. 基本方針
当サイトは、個人情報の重要性を認識し、個人情報を保護することが社会的責務であると考え、個人情報に関する法令を遵守し、当サイトで取扱う個人情報の取得、利用、管理を適正に行います。当サイトで収集した情報は、利用目的の範囲内で適切に取り扱います。

2. 適用範囲
本プライバシーポリシーは、当サイトにおいてのみ適用されます。

3. 個人情報の取得と利用目的
当サイトで取得する訪問者の個人情報と利用目的、保存期間等は下記の通りです。

3-1. コメントを残した際に個人情報を取得します
当サイトでは、訪問者が当サイトにコメントを残した際に、以下の個人情報を取得します。

コメントフォームに表示されている名前(HN)
コメントフォームに表示されているメールアドレス
コメントフォームに表示されているコメント内容
コメントフォームに表示されているサイト名(任意項目)
IPアドレス
ブラウザユーザーエージェント文字列
これにより次回コメントを残す際に、「名前」や「メールアドレス」が自動的に表示されるため、それらを再入力する手間を省くことができます。メールアドレスから作成される匿名化された(「ハッシュ」とも呼ばれる)文字列は、訪問者がGravatarサービスを使用中かどうか確認するため同サービスに提供されることがあります。同サービスのプライバシーポリシーを確認する場合は、こちらをクリックしてください。

3-1-1. 利用目的について
荒し対策やスパム検出に役立てるためと、訪問者の利便性のためです。また、当サイト内で「訪問者からこのようなコメントがありました」と紹介させていただく場合もあります。コメントが当サイトの管理人である【管理人名】(以下、「管理人」とします。)に承認されると、プロフィール画像がコメントとともに一般公開されます。

3-1-2. 保存期間について
当サイトに残されたコメントは、コメントとそのメタデータを【保存期間:3年間】保存します。

備考)訪問者は個人情報をブラウザに保存するか選択することができます

訪問者は当サイトにコメントを残す際に、お名前、メールアドレス、お持ちのサイト情報(任意)をブラウザに保存するかどうかを選択できます。

3-1-3. 当サイトがコメントに対してできることについて
訪問者が当サイトにコメントを残したことがある場合は、当サイトの管理人は、当サイトが保存する訪問者についての個人情報(提供したすべての情報を含む)をエクスポートファイルとして訪問者が「受け取りたい」というリクエストに応えることができます。その際、訪問者のメールアドレスに確認のメールが送られます。

また、訪問者から訪問者本人の個人情報を「消去してほしい」というリクエストにも応えることができます。これには、管理や法律、セキュリティ目的のために保持する義務がある情報は含まれません。また消去する際も、訪問者のメールアドレスに確認のメールが送られます。

3-2. お問い合せされた個人情報を取得します
当サイトではお問い合わせフォーム(【お問い合わせフォームURL】)を設けています。訪問者がそのお問い合わせフォームから問い合わせをされた際に入力された、以下の個人情報を取得します。

お問い合わせフォームに入力された名前(HN)
お問い合わせフォームに入力されたメールアドレス
お問い合わせフォームに入力されたお問合せ内容
3-2-1. 利用目的について
お問い合わせ対応をするためと、訪問者の管理のためです。訪問者からのお問い合わせ情報を保存しておくことによって、同じ訪問者が別のお問い合わせをした際に、過去の問い合わせ内容を踏まえた対応をすることができ、より的確な対応をすることができます。また、当サイト内で「このようなお問合せがありました」と紹介させていただく場合もあります。

3-2-2. 保存期間について
お問い合わせフォームに入力された個人情報は、【保存期間:3年間】保存します。

3-2-3. 個人情報取得の同意について
当サイトでは、お問い合わせフォームからお問い合わせをする前に、当プライバシーポリシーをご一読いただくよう案内しています。お問い合わせをされた時点で、その訪問者は当プライバシーポリシーに同意されたとみなします。

3-3. Cookieによる個人情報の取得
当サイトは、訪問者のコンピュータにCookieを送信することがあります。Cookie(クッキー)とは、ウェブサイトを利用したときに、ブラウザとサーバーとの間で送受信した利用履歴や入力内容などを、訪問者のコンピュータにファイルとして保存しておく仕組みです。

3-3-1. 利用目的について
訪問者の当サイト閲覧時の利便性を高めるためです。たとえば、次回同じページにアクセスするとCookieの情報を使って、ページの運営者は訪問者ごとに表示を変えることができます。訪問者がブラウザの設定でCookieの送受信を許可している場合、ウェブサイトは、訪問者のブラウザからCookieキーを取得できます。なお、訪問者のブラウザはプライバシー保護のため、そのウェブサイトのサーバーが送受信したCookieのみを送信します。

3-3-2. 保存期間について
当サイトに残されたコメントのCookieは、【保存期間:1年間】保存されます。

3-3-3. 第三者によるCookie情報の取得について
当サイトでは、グーグル株式会社やヤフー株式会社などをはじめとする第三者から配信される広告が掲載される場合があり、これに関連して当該第三者が訪問者のCookie情報等を取得して、利用している場合があります。当該第三者によって取得されたCookie情報等は、当該第三者のプライバシーポリシーに従って取り扱われます。

3-3-4. 第三者へのCookie情報等の広告配信の利用停止について
訪問者は、当該第三者のウェブサイト内に設けられたオプトアウト(個人情報を第三者に提供することを停止すること)ページにアクセスして、当該第三者によるCookie情報等の広告配信への利用を停止することができます。

3-3-5. Cookie情報の送受信の許可・拒否について
訪問者は、Cookieの送受信に関する設定を「すべてのCookieを許可する」、「すべてのCookieを拒否する」、「Cookieを受信したらユーザーに通知する」などから選択できます。設定方法は、ブラウザにより異なります。Cookieに関する設定方法は、お使いのブラウザの「ヘルプ」メニューでご確認ください。すべてのCookieを拒否する設定を選択されますと、認証が必要なサービスを受けられなくなる等、インターネット上の各種サービスの利用上、制約を受ける場合がありますのでご注意ください。

4. 個人情報の管理
当サイトは、訪問者からご提供いただいた情報の管理について、以下を徹底します。

4-1. 情報の正確性の確保
訪問者からご提供いただいた情報については、常に正確かつ最新の情報となるよう努めます。

4-2. 安全管理措置
当サイトは、個人情報の漏えいや滅失又は棄損を防止するために、適切なセキュリティ対策を実施して個人情報を保護します。

4-3. 個人情報の廃棄
個人情報が不要となった場合には、すみやかに廃棄します。

4-4. 個人情報の開示、訂正、追加、削除、利用停止
訪問者ご本人からの個人情報の開示、訂正、追加、削除、利用停止のご希望の場合には、ご本人であることを確認させていただいた上、速やかに対応させていただきます。上記を希望される場合は、以下のメールアドレスまでお問い合わせください。

メールアドレス:【連絡先メールアドレス】

5. 個人情報の第三者への提供について
当サイトは、訪問者からご提供いただいた個人情報を、訪問者本人の同意を得ることなく第三者に提供することはありません。また、今後第三者提供を行うことになった場合には、提供する情報と提供目的などを提示し、訪問者から同意を得た場合のみ第三者提供を行います。

6. 未成年の個人情報について
未成年者が当サイトにコメントをしたり、お問い合わせフォームから問い合わせをされたりする場合は必ず親権者の同意を得るものとし、コメントやお問い合わせをされた時点で、当プライバシーポリシーに対して親権者の同意があるものとみなします。

7. お問い合わせ先
当サイト、又は個人情報の取扱いに関しては、下記のメールアドレスにてお問い合わせください。

当サイト運営者:【運営者名】
メールアドレス:【連絡先メールアドレス】

8. アクセス解析ツールについて
当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。このGoogleアナリティクスはアクセス情報の収集のためにCookieを使用しています。このアクセス情報は匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。

GoogleアナリティクスのCookieは、26ヶ月間保持されます。この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することができますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。

Googleアナリティクス利用規約およびGoogleによるデータ使用についてもご確認ください。

9. 第三者配信の広告サービスについて
当サイトは、第三者配信の広告サービス「Google Adsense(グーグルアドセンス)」を利用しています。Googleなどの第三者広告配信事業者は、訪問者の興味に応じた広告を表示するために、Cookie(当サイトの訪問者が当サイトや他のサイトにアクセスした際の情報など)を使用することがあります。

訪問者は、広告設定で訪問者に合わせた広告(パーソナライズド広告)を無効にすることができます。また、www.aboutads.infoにアクセスすれば、パーソナライズド広告に使われる第三者配信事業者のCookieを無効にできます。

第三者配信による広告掲載を無効にしていない場合は、第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されることがあります。

10. Amazonの広告配信について
【サイト名】は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

第三者(Amazonや他の広告掲載者)がコンテンツおよび宣伝を提供し、訪問者から直接情報を収集し、訪問者のブラウザにCookieを設定したり、認識したりする場合があります。

11. リンクについて
【サイト名】は、原則リンクフリーになります。リンクを行う場合の許可や連絡は必要ありません。ただし、リンクの設定をされる際は、「【サイト名】」へのリンクである旨を明示ください。

※引用についても、出典元の明記とリンクをしていただければ問題ありません。

12. 当サイトの画像・イラストについて
【使用している画像の詳細を記載】

例:【サイト名】では、有料画像サイトである「Shutterstock」で購入した画像を使用しています。そのため、無断使用・転載はご遠慮ください。またレビュー記事で使用している商品画像は、全て筆者が撮影したものとなっているので、著作権は当ブログに帰属します。

13. 免責事項
【必要に応じて特定分野の免責事項を追加】

例:当サイトで発信している【特定分野】に関する情報は、投資助言ではないのでご自身の判断で行ってください。

14. プライバシーポリシーの変更について
当サイトは、個人情報に関して適用される日本の法令を遵守するとともに、本プライバシーポリシーの内容を適宜見直しその改善に努めます。修正された最新のプライバシーポリシーは常に本ページにて開示されます。

【策定日】 策定
【最終更新日】 改定

作業時間目安:5分

※見出しはご自身で設定をお願いします。当ブログのプライバシーポリシーページも参考にしてみてください。

ステップ3:設置と公開

プライバシーポリシーを作成したら、ブログに設置して公開します。

WordPress での設置方法は以下の通りです。

1. 固定ページの作成
  • WordPress管理画面から「固定ページ」→「新規追加」をクリック
  • タイトルに「プライバシーポリシー」と入力
  • 本文に作成したプライバシーポリシーを貼り付け
  • パーマリンクを「privacy-policy」などに設定
  • 「公開」ボタンをクリック
2. メニューやフッターへの追加
  • 「外観」→「メニュー」から、作成したページをフッターメニューなどに追加
  • または、「外観」→「ウィジェット」から、フッターウィジェットエリアに「ナビゲーション」ウィジェットを追加して、プライバシーポリシーページへのリンクを設定

プライバシーポリシーは、訪問者が簡単にアクセスできるよう、サイトのフッターなど目立つ場所に設置することをおすすめします。

作業時間目安:3分

プライバシーポリシー設置後にやるべき3つのこと

ブログのプライバシーポリシー実行後にやるべきこと

プライバシーポリシーを作成・公開した後も、いくつかのフォローアップ作業が必要です。

  1. 定期的な見直しと更新
  2. アフィリエイト提携時の追加対応
  3. テンプレートをそのまま使っても大丈夫ですか?

上記の点に注意してください。

その➀:定期的な見直しと更新

プライバシーポリシーは一度作って終わりではなく、定期的な見直しと更新が必要です。以下のタイミングで見直しを行いましょう。

1. 法改正時

  • 個人情報保護法の改正があった場合(2025年も法改正の動きがあります)
  • GDPR等の海外の法規制に変更があった場合

2. ブログの機能追加時

  • 新しいお問い合わせフォームやツールを導入した場合
  • メールマガジンやメンバーシップ機能を追加した場合

3. アフィリエイトサービスの追加時

  • 新しい広告サービスやアフィリエイトプログラムを導入した場合

4. 定期点検時

  • 最低でも半年に1回は内容を確認し、必要に応じて更新

更新した場合は、更新日を明記することで、訪問者に最新の情報であることを示すことができます。

その②:アフィリエイト提携時の追加対応

新たなASP(アフィリエイトサービス)と提携する際は、そのサービスの規約を確認し、必要に応じてプライバシーポリシーを更新しましょう。

主要なASPごとの対応は以下の通りです。

初心者におすすめのASP5選
  • A8.net:特定の記載義務はありませんが、アフィリエイトによる収益を得ていることを明記すると良い
  • バリューコマース:規約に沿った表記が必要
  • アクセストレード:アクセストレードパートナー規約に準じた記載が推奨される
  • afb:広告掲載によって収益を得ていることの明記が推奨される
  • もしもアフィリエイト:アフィリエイトプログラム参加者であることを明記

ASP(アフィリエイトサービス)については、「【初心者必見】ブログにおすすめのアフィリエイトサービスASP8選」で詳しく解説しています。

その③:トラブル対応の準備

プライバシーポリシーを設置したあとも、個人情報に関するトラブルに備えた準備が必要です。

1. 問い合わせ体制の整備

  • 個人情報に関する問い合わせに迅速に対応できるよう、専用のメールアドレスや問い合わせフォームを用意

2. 情報漏洩時の対応計画

  • 万が一、個人情報が漏洩した場合の対応手順を事前に決めておく
  • 必要に応じて訪問者への通知方法や対応窓口を準備

3. 記録の保持

  • プライバシーポリシーの更新履歴も保存
  • 個人情報の取り扱いに関する記録を適切に保持

これらの準備により、万が一のトラブル発生時にも冷静かつ適切に対応することができます。

ブログのプライバシーポリシー・免責事項の書き方についてよくある質問

ブログのプライバシーポリシー・免責事項の書き方についてよくある質問

最後に、ブログのプライバシーポリシー・免責事項の書き方についてよくある質問をご紹介していきます。

  1. 個人ブログでもプライバシーポリシーは必要ですか?
  2. プライバシーポリシーと免責事項は一緒のページに書くべきですか?
  3. テンプレートをそのまま使っても大丈夫ですか?

1つずつ回答していきます。

質問①:個人ブログでもプライバシーポリシーは必要ですか?

はい、必要です。

個人ブログであっても、以下のいずれかに該当する場合はプライバシーポリシーの設置が必要です。

  • お問い合わせフォームやコメント機能を設置している
  • アクセス解析ツール(Google アナリティクスなど)を使用している
  • アフィリエイト広告(Google アドセンス、Amazonアソシエイトなど)を掲載している

特にアフィリエイト広告を利用する場合は、多くのサービスの規約でプライバシーポリシーの設置が義務付けられています。

また、個人情報保護法の観点からも、個人情報を取得する場合は利用目的を公表する義務があります。

質問②:プライバシーポリシーと免責事項は一緒のページに書くべきですか?

どちらでも構いませんが、一緒のページに書くことが一般的です。

両方とも法的な性質を持つコンテンツであり、訪問者が容易にアクセスできるよう、一つのページにまとめるのが効率的です。

ただし、内容が非常に長くなる場合や、それぞれを詳細に記載したい場合は、分けて設置しても問題ありません。

その場合は、互いのページへのリンクを設置すると良いでしょう。

質問③:テンプレートをそのまま使っても大丈夫ですか?

基本的なテンプレートをベースにすることは問題ありませんが、そのまま使うのではなく、必ず自分のブログの状況に合わせてカスタマイズすることをおすすめします。

具体的には、

  • ブログ名や運営者情報を正確に記載する
  • 実際に使用しているツールやサービスに合わせて内容を調整する
  • 収集している個人情報の種類や目的を正確に記載する

テンプレートをそのまま使用すると、実際の運用と内容が合わず、法的保護として十分に機能しない可能性があります。

まとめ:プライバシーポリシー・免責事項は絶対に必要!

まとめ:プライバシーポリシー・免責事項は絶対に必要!

今回は、「【雛形つき】ブログのプライバシーポリシー・免責事項の書き方」といった内容を解説しました。

もう一度おさらいをすると、

  • プライバシーポリシーと免責事項はブログ運営に必須:法的義務の履行、サービス規約の遵守、訪問者との信頼関係構築のために必要不可欠です。
  • 作成は難しくない:基本テンプレートを活用し、自分のブログの状況に合わせてカスタマイズするだけで十分です。わずか10分程度で作成できます。
  • 定期的な見直しが重要:法改正やブログの機能追加、新しいアフィリエイトサービスとの提携時には、必ず内容を見直して更新しましょう。
  • 適切な場所に設置:訪問者が簡単にアクセスできるよう、フッターなど目立つ場所に設置することをおすすめします。

また、プライバシーポリシーと免責事項の書き方の手順は以下になります。

プライバシーポリシーと免責事項の書き方
  • 必要な情報の洗い出し
  • テンプレートの選択とカスタマイズ
  • 設置と公開

プライバシーポリシーは、単なる形式的なものではなく、あなたのブログと読者を守るための重要な要素です。

プライバシーポリシーと免責事項をしっかりと準備することで、安心してブログ運営を続けることができるので忘れずに設定しておきましょう。

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