AI副業のツールは出口から選ぶ|作ったものを売れる場所と規約の話

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AI副業を始めたいけど、ツールが多すぎてどれを選べばいいか分からない…。とりあえず有名なものを契約すればいいのかな。でも作ったものを本当に売っていいのかも、よく分かっていないんだよな…。

といった悩みにお答えします。

本記事の内容

  • AI副業のツールは出口から決まる
  • ツールで作ったものは自分のものになるのか
  • 所有できることと独占できることは違う
  • 作ったものを売れる場所のルールを先に見る
  • 納品する仕事はクライアントの条件が優先される
  • 僕が実際に使っているツール
  • 使っていないジャンルのツールをどう選ぶか
  • 無料のまま使い続けるか有料にするか
  • AI副業のツールについてよくある質問

本記事の信頼性

この記事を書いている僕はブログ歴7年。「AIに仕事を奪われる!?」という危機感を抱いて、AIを必死に学びAIを使ったライター業務やブログなどの副業で月10万円を達成。現在はClaude Codeで業務効率化や会社の仕組みを作って、AIを活用した事業を行っています。この経験をもとに、AIに関する情報やノウハウを発信しています。

AI副業のツールは、性能や知名度ではなく、作ったものをどこに出すかで決まります。

たとえばココナラでは、AIで生成したイラスト画像の出品が禁止されている一方、AIで生成した写真画像や文章の記事は出品できます。

同じ「AIで画像を作る」でも、出す場所によって可否が変わるわけです。

この記事では、ツールの一覧を並べる前に、確認しておくべき出口のルールから見ていきます。

りょうた

僕が契約しているのはChatGPTとClaudeの2つだけです。画像や動画のツールは使っていないので、公式サイトを読んで分かる範囲を書きました。料金や規約は全部リンクを置いたので、気になったものは自分でも開いてみてくださいね。

目次

AI副業のツールは出口から決まる

AI副業のツールは出口から決まる

まず、ツール選びの順番から整理しましょう。

多くの人は使うツールを決めてから、作ったものの売り先を探します。

この順番だと、作ったあとに出せないと分かることがあります。

よくある順番:評判のよいツールを契約する → 作品を作る → 売り先を探す → 出品できないと分かる

おすすめの順番:売り先を決める → その場所のルールを読む → 条件に合うツールを選ぶ → 作る

先に出口を決めておけば、使えるツールは自然と絞られます。

確認する順番は3段階になる

出口のルールと言っても、見る場所は1か所ではありません。

確認する3つの階層
  • ツールの規約 … 作ったものの権利がどうなるか
  • 売り先や納品先のルール … AI生成物を受け付けているか
  • 案件ごとの条件 … クライアントがAI利用を許可しているか

3つのうち1つでも引っかかると、その組み合わせは使えません。

順に見ていきましょう。

AI副業の全体像から知りたい方は、AI副業とは?普通の副業との違いと何ができるかを解説もあわせて読んでみてください。

ツールで作ったものは自分のものになるのか

ツールで作ったものは自分のものになるのか

最初の階層は、ツール側の規約です。

作ったものの権利がどうなるかは、各社の利用規約に書かれています。

ChatGPTの規約に書かれていること

まずはOpenAIの日本語版利用規約を見てください。

お客様は、(a)インプットに対する所有権を保持し、(b)アウトプットを所有します。当社はアウトプットに関する権利、権原、及び利益がある場合、これらすべての権限をお客様に譲渡します。

(引用元:OpenAIの利用規約

この条項から読み取れること
  • 入力したものも出力されたものも、利用者のものになる
  • 無料プランと有料プランを区別する記載は、この条項には見当たらなかった

権利の扱いがはっきり書かれているので、まずここを押さえておきましょう。

Claudeの規約も同じ趣旨になっている

Anthropicの消費者向け利用規約にも、同じ趣旨の記載があります。

出力に関する権利をユーザーへ譲渡する、という内容です(Anthropic)。

ただしこのページは英語のみなので、原文を確認したい方は直接ご覧ください。

規約を読むときに見る場所
  • 出力の権利が誰のものになるか
  • 商用利用について制限があるか
  • プランによって条件が変わるか

規約は改定されるので、契約する前に自分で開いて確かめてください。

所有できることと独占できることは違う

所有できることと独占できることは違う

ここで、見落としやすい条項を紹介させてください。

権利をもらえることと、それが自分だけのものになることは別だという話です。

AIが書いた文章は、本当にあなただけのものでしょうか?

他の人にも似た出力が出る場合がある

先ほどと同じOpenAIの規約に、次の記載があります。

当社の本サービス及び一般的な人工知能の性質上、アウトプットは特有のものではない場合があり、他のユーザーが当社の本サービスから同様のアウトプットを受け取る場合があります。上記の当社による権限譲渡は、他のユーザーのアウトプット又はサードパーティのアウトプットには適用されません。

(引用元:OpenAIの利用規約

つまり自分に譲渡されるのは自分の出力の権利だけで、他人が似たものを受け取ることは止められません。

誤解しやすい理解:規約で権利をもらえたのだから、作ったものは自分だけのオリジナルになる

正しい理解:権利はもらえるが、他の人が似たものを受け取る可能性は残る

出力の中に自分のものでない部分が混ざることもある

もう1つ、Canvaの規約に分かりやすい例があります。

CanvaのAI Product Termsにも、出力は自分のものになると書かれていました。

ただし例外があり、Canvaライブラリの素材を改変したり取り込んだりした出力は対象外とされています。

Canvaの規約に載っている具体例
  • ライブラリの写真をAIで編集した場合、その出力は所有できない
  • ライブラリの写真を含むプレゼンをAIで作った場合、プレゼン全体は所有できるが、個々の写真は所有できずライセンス利用になる

(出典:Canva「AI Product Terms」

同じ1つの成果物でも、自分のものになる部分とならない部分が混ざるわけです。

素材を含んだまま納品したり販売したりすると、ここが問題になる場合があります。

独自性が求められる仕事では差が出る

この違いは、納品物に独自性が求められる場面で表れます。

たとえばロゴやキャッチコピーのように、他とかぶらないことが価値になる仕事です。

AIの出力をそのまま出すと、同じような成果物が他所にも存在しうる状態になります。

自分の取材や経験を足す工程が必要になるのは、この理由からだと考えてください。

作ったものを売れる場所のルールを先に見る

作ったものを売れる場所のルールを先に見る

2つ目の階層に進みましょう。

ここがこの記事でいちばん伝えたい部分です。

ツールの規約で権利をもらえても、売り先が受け付けなければ出せません。

ココナラはイラストと写真で扱いが分かれる

ココナラは、AI技術を使った出品について公式に線引きを示しています。

区分内容
出品禁止AIにより生成したイラスト画像
出品禁止AIにより生成したイラスト画像を素材として一部使用したコンテンツ(サムネイル画像・動画など)
出品可能AIにより生成した写真画像
出品可能AIにより生成した写真画像を素材として一部使用したコンテンツ
出品可能AIにより生成した文章の記事
出品可能AI技術に関するノウハウ記事やPDF資料

(出典:ココナラヘルプ「AI技術を使用した出品に対するスタンス」

イラストか写真かで結論が変わる点に注目してください。

しかも禁止されているのはイラストそのものだけでなく、それを素材として一部使ったサムネイルや動画も含まれます。

違反を繰り返すとアカウントが止まることもある

同じページには、運営の対応についても書かれていました。

不適切と判断されたコンテンツは修正依頼または取り下げとなり、取り下げ後に修正せず再出品した場合は「予告なくアカウントの停止、または機能を制限する場合があります」とされています。

軽く考えてよい話ではないので、出品前に必ず目を通しておいてください。

ストックフォトでは受け入れ自体が終わった例もある

売り先の方針は、途中で変わることもあります。

PIXTAはAI生成素材の取扱いを終了しました。

内容時期
AI生成コンテンツの新規審査申請の受入終了2026年4月20日
販売中のAI生成コンテンツの販売停止2026年5月22日

(出典:PIXTA「AI生成画像・動画素材の取扱い停止に関するお知らせ」

新しく出せなくなっただけでなく、すでに販売していたものまで止まりました。

ここから分かること
  • 同じAI画像でも、売り先によって可否が分かれる
  • イラストと写真で扱いが違う場合がある
  • 受け入れ方針は途中で変わることがある

なお、ここで挙げたのは2社の事例にすぎません。

出品を考えている場所があるなら、その会社のルールを自分で開いて確認してください。

納品する仕事はクライアントの条件が優先される

納品する仕事はクライアントの条件が優先される

3つ目の階層は、案件ごとの条件になります。

売り先のルールを満たしていても、依頼主が別の条件を出している場合があるので確認しておいてください。

クラウドワークスは事前確認を求めている

クラウドワークスは2024年7月31日に公開したAIポリシーで、ワーカーに次の対応を求めています。

クラウドワークスがワーカーに求めていること
  • AI利用の可否を事前にクライアントに確認する
  • 利用していることを意図的に隠さない
  • 仕事の詳細や条件、メッセージで明示された内容は守る

(引用元:クラウドワークスのAIポリシー

AIの利用そのものは禁止されておらず、使ってよいかは受発注者間の取り決めに委ねられています。

だからこそ、案件ごとに聞く必要があるわけです。

応募や打ち合わせの段階で確認しておけば、納品後に条件の話でもめにくくなります。

僕が実際に使っているツール

僕が実際に使っているツール

ここまで確認したうえで、僕が実際に契約しているものを紹介します。

使っているのは2つだけです。

ツール料金
ChatGPT Plus月額3,000円
Claude Max月額110ドルから

料金はOpenAIの公式ページAnthropicの公式ページで確認できます。

どちらにも他のプランがあるので、並べておきます。

個人向けプランの一覧(2026年9月時点)
  • ChatGPT … 無料版0円/Go 1,400円/Plus 3,000円/Pro 16,800円から
  • Claude … 無料版0ドル/Pro 月払い22ドル/Max 110ドルから

自分の作業量に合うものを、公式ページで見比べてみてください。

文章の仕事に絞って使っている

僕が受けているのはライティングの仕事なので、必要なのは文章を扱うツールだけです。

画像生成や動画編集のツールは契約していません。

ライティング向けのツールをもっと比較したい方は、AIライティングツール10選比較|用途別おすすめと選び方ガイドにまとめているのでどうぞ。

使っていないジャンルのツールをどう選ぶか

使っていないジャンルのツールをどう選ぶか

画像や動画、翻訳や文字起こしのツールについても見ていきましょう。

僕は使っていませんが、公式サイトを読めば何ができるかは分かります。

画像や動画にAdobe Fireflyという選択肢がある

Adobe Fireflyは、画像・動画・音声を生成できるツールです。

生成塗りつぶしやオブジェクト削除、背景拡張といった編集機能もあります。

副業で使う視点で注目したいのは、学習データについての記載です。

Adobe Fireflyの公式サイトに書かれていること
  • 「Adobe Fireflyのモデルは商用利用に適しています」
  • 学習データはAdobe Stockのライセンス取得済みコンテンツと、著作権の保護期間が終了したパブリックドメインコンテンツ
  • ユーザーの個人コンテンツや生成されたコンテンツは学習に使用しない

(出典:Adobe公式サイト

料金はFireflyが無料、Standardが月1,580円、Proが月3,180円、Pro Plusが月6,600円となっています。

学習データの出所を明示している点は、納品先に説明を求められたときの材料になります。

動画はVrewのようにテキストで編集するツールがある

Vrewは、文字起こししたテキストを編集すると動画が編集される仕組みのツールです。

音声を再録音せずにテキスト編集で音声を作り直す機能や、不要な間を自動で検出して削除する機能もあります。

プランはFree・Light・Standard・Businessの4つで、クレジットカードなしで始められると公式サイトに記載されています。

なお金額は表示を確認できなかったので、契約前に公式でご確認ください。

翻訳はDeepLの文書翻訳が使える

DeepLはテキストのほか、PDF・Word・PowerPoint・Excelの文書をそのまま翻訳できます。

画像内のテキスト翻訳や、文章を推敲するDeepL Writeも使えるようです。

DeepLの有料プラン(月額換算1,150円から・年払い)に記載されている内容
  • 1か月に300,000文字まで翻訳できる
  • 1か月に10件のファイルを翻訳できる
  • 入力したデータが削除に使用されない

>>DeepL

文字起こしはNottaの無料枠を試せる

Nottaは音声をテキストに変換するツールで、AI要約や話者識別の機能もあります。

ZoomやGoogle Meet、Teamsのミーティングにも対応しています。

Nottaの無料プランの上限
  • 文字起こし時間 … 月120分まで
  • 1回あたり … 3分まで
  • ファイルインポート … 月50個まで
  • AI要約 … 月10回まで

有料プランもありますが、割引適用時の表示になっていたので、金額は公式で確かめてください。

>>ミーティングのテキスト化【Notta】

契約前に確認する4項目は共通している

ここまで4つのツールを見てきましたが、確認する項目自体はどれも同じです。

順番に見ていけば、あとで困る事態を減らせます。

確認すること見る場所
出口が受け付けているか売り先・納品先のAI生成物に関するルール
出力の権利がどうなるかツールの利用規約
無料プランで書き出せるか料金ページと出力仕様(透かしの有無)
いくらかかるか公式の料金ページ

1つ目を最初に置いているのは、ここで落ちると残りを調べる意味がなくなるからです。

料金は課金の単位まで見る

料金を調べるときは、金額だけでなく課金の単位も確認してください。

たとえばCanvaの個人・チーム向けプランは、次のようになっています。

プラン料金
Canva(無料版)0円
Canvaプロ11,800円
Canvaビジネス18,800円

いずれもCanvaの公式料金ページに「年払い、1人あたり」と書かれている金額です。

月額と読み違えると、費用の見積もりが大きくずれてしまいます。

透かしと書き出し制限に注意する

無料プランは、出力に透かしが入る場合があります。

書き出し自体ができないツールもあるので、納品を前提にするなら先に確かめてください。

「無料で作れる」と「無料で納品できる」は別の話になります。

無料プランで確認すること
  • 出力に透かしやロゴが入らないか
  • ファイルとして書き出せるか
  • 商用利用が有料プラン限定になっていないか

このあたりは各社の料金ページと規約に書かれているので、契約前に開いてみましょう。

無料のまま使い続けるか有料にするか

無料のまま使い続けるか有料にするか

最後に、課金の判断について書きます。

先に有料プランを増やすと、収入が出る前に固定費だけがかかります。

受注が決まってから切り替える

順番としては、無料版で試してから移るほうが安全です。

有料に切り替える目安
  • 無料プランの制限で作業が止まるようになった
  • 継続の案件が決まって、毎月一定量を作ることになった
  • 納品するために有料プランが必要だと分かった

3つ目は先ほどの透かしの話につながります。

なお「何本受注すれば元が取れるか」は案件の単価によって変わるので、一律には決められません。

自分の単価とツール代を並べて計算してみてください。

固定費と売上の関係は、AI副業で稼ぐといくら残るか|手取りと時給の現実にまとめています。

AI副業のツールについてよくある質問

AI副業のツールについてよくある質問

最後に、AI副業のツールについてよく届く質問にお答えしていきます。

気になるところから読んでくださいね。

AIで作ったものは自由に売っていいですか

いいえ、売り先のルールを確認する必要があります。

ツールの規約で出力の権利をもらえても、出品先が受け付けていなければ売れません。

ココナラのようにイラストと写真で扱いが分かれる例もあるので、先に確認してください。

無料プランで作ったものを納品してもいいですか

ツールによって変わるので、規約と出力仕様を確認してください。

無料プランでは出力に透かしが入ったり、書き出せなかったりする場合があります。

商用利用が有料プラン限定になっているツールもあるので注意してください。

AIで作ったイラストはどこでも売れますか

いいえ、受け付けていない場所があります。

ココナラはAI生成のイラスト画像の出品を禁止していて、素材として一部使ったサムネイルや動画も対象です。

PIXTAはAI生成素材の取扱い自体を終了しました。

ツールはいくつ契約すればいいですか

まずは自分の仕事に必要な1つで足りるはずです。

僕は文章の仕事なので2つ契約していますが、これは使い分けのためであって数を増やす目的ではありません。

契約を増やすほど固定費が積み上がるので、必要になってから足しましょう。

使うツールを途中で変えても大丈夫ですか

はい、問題ありません。

ただし納品先や出品先のルールは、ツールを変えても変わりません。

新しいツールを使う前に、出力の権利と商用利用の条件をもう一度確認してください。

まとめ:AI副業のツールは出口から選べば迷わない

まとめ:AI副業のツールは出口から選べば迷わない

AI副業のツールの選び方を、出口から逆算して見てきました。

最後にポイントを振り返ります。

  • ツールは性能ではなく、作ったものをどこに出すかで決まる
  • 確認する階層はツールの規約・売り先のルール・案件ごとの条件の3つになる
  • 規約で権利をもらえても、他の人に似た出力が出る可能性は残る
  • ココナラはAIイラストが出品禁止で、AI写真と文章は出品可能という線引きをしている
  • PIXTAはAI生成素材の取扱いを終了した。受け入れ方針は途中で変わる

ツールを比べる前に、出したい場所のルールを開いてみてください。

そこが決まれば、選ぶべきツールは自然に絞られます。

りょうた

僕は文章の仕事だけなので、契約しているツールも2つで足りています。ツールを増やすより、出す場所のルールを1つずつ確認するほうが、結果的に遠回りしなかったと感じています。

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この記事を書いた人

ブログ歴7年、40代・2児の父です。AIを使ったライター業務とブログなどの副業で月10万円を達成しました。生成AIスクールは10校以上を調べて、無料セミナーや個別説明会にも自分で参加しています。使っているAIはClaude・ChatGPT・Manusで、当ブログはClaude Codeで運営を自動化しながら書いています。自分で試したことと、公式で確認できた事実だけをお届けします。

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